地震や台風などの自然災害が多い日本では、防災グッズを常備しておくことが欠かせません。
しかし、非常食や飲料水、懐中電灯、簡易トイレなどを備えていても、「どこに収納すればいいのか分からない」「気づけば奥にしまい込んでしまった」という声をよく耳にします。
そこでおすすめなのが、新築時から防災グッズの収納場所を計画しておくことです。
注文住宅であれば、間取りや収納計画に防災の視点を取り入れやすく、生活動線と調和した実用的な備えができます。
今回は、新築住宅に取り入れたい防災グッズ収納アイデアを5つご紹介します。
①玄関クロークにまとめて収納
災害時に避難する際に、玄関からスムーズに持ち出せるかどうかが大切です。
玄関クロークやシューズクロークの一角に防災リュックやヘルメットを置いておけば、いざという時にすぐに持ち出せます。
家族の人数分を並べておけば、誰でも迷わず手に取れるので安心です。
②リビング収納で家族全員がアクセス可能に
家族が長く過ごすリビングの近くに収納スペースを設け、防災グッズを置いておくのもおすすめです。
懐中電灯やモバイルバッテリー、ラジオなど停電時に必要なアイテムをまとめておけば、暗闇でも探しやすくなるでしょう。
③パントリーで食料・水をローリングストック
非常食や飲料水を置くなら、パントリーが最適です。
普段の食品と一緒に防災用のストックを並べれば、期限切れを防ぎながら日常的に入れ替えができます。
注文住宅なら、ペットボトルの箱買いなどを想定して棚の奥行きや強度を調整ですることも可能です。
④寝室や子ども部屋にも小さな備蓄を
夜間の災害に備えて、寝室や子ども部屋に小さな防災セットを置いておくと安心です。
懐中電灯やスリッパ、携帯ラジオなどをベッド横の収納に入れておけば、停電や地震直後でもすぐ対応できます。
小さなお子さまがいるご家庭なら、簡易トイレやおむつも近くに置いておきましょう。
⑤屋外収納でキャンプ用品と兼用
庭やガレージに収納を設け、アウトドア用品と防災グッズを兼用する方法もあります。
キャンプ道具は災害時にも役立つものが多いため、屋外収納にまとめておけば日常と防災の両方に活用できます。
雨風に強い物置や、外から取り出しやすい収納を選んでおくと便利です。
注文住宅ならではの工夫って?
注文住宅では、ただ収納を増やすだけでなく、生活動線と防災を組み合わせた工夫が可能です。
例えば、玄関クロークの一部を防災専用に区切ったり、リビング収納にコンセントを設置して非常用の充電スポットにしたりといったアイデアが考えられます。
床下収納や屋根裏収納を利用する方法もありますが、非常時にすぐ取り出せるかどうかが重要です。
「いざという時の動線」と照らし合わせながら収納場所を決めていきましょう。
まとめ

防災グッズは「持っているだけ」では意味がなく、すぐに取り出せる場所に収納することが大切です。
新築時から間取りとあわせて計画しておけば、暮らしの中で自然に備えを続けられます。
また、注文住宅なら、防災を考慮した収納や設備を柔軟に組み込むことが可能です。
安心で快適な暮らしを実現するために、防災収納のアイデアをぜひ家づくりに取り入れてみましょう。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
https://www.iiieiii.com/modelhouse/
イベント情報はこちら
https://www.iiieiii.com/event/
建築実例はこちら
https://www.iiieiii.com/works/

























