ダイニングテーブルと照明選び
家族が過ごすダイニングは、どのような空間ですか?
ダイニングテーブルでは、食事はもちろん、在宅ワークやちょっとした事務作業、お子様の勉強など、色々な作業が行われているのではないでしょうか。
ダイニングテーブルは、ライフスタイルやお部屋の雰囲気にあった素材、そして食事や様々な作業がしやすいようなサイズを選ぶことが大切です。
今回は快適なダイニングテーブルを選ぶポイントと、ダイニングの照明選びについてお伝えします。
ダイニングテーブルの素材
ダイニングテーブルの素材は、お部屋の雰囲気や耐久性に直結します。
最近はセラミック、ガラス、メラミン素材の天板もありますが、やはり主流は木の天板です。
木の天板には、「無垢材」と「突き板材」があるのをご存じですか?
無垢材は、切り出した天然木をそのまま使用したものです。
使っていくほど独特の重厚感と風合いが出てくるので、何十年と長く愛用したい方におすすめします。
突き板材は、天然木を薄く切ったものを芯材にはりつけたものです。
無垢材より安価で、見た目はほとんど変わりませんが、長く使うと表面がはげてしまう可能性があるので、耐久性の面では劣ります。
ダイニングテーブルの素材選びは、長く使いたいのか、あるいはライフスタイルに合わせて買い替えたいのかによっても変わってくるでしょう。
ダイニングテーブルの広さ
食事をするには、1人あたり60cm×40cmのスペースが必要だといわれています。
ダイニングテーブルは食事がメインですので、この広さを基準に「何名で使用するか」によって、最適なサイズを決めることができます。
例えば4人家族の場合ですと、120cm×80cmということになります。
もう少しゆとりをもちたい場合は、幅を150cmぐらいに広げてもよいでしょう。
現在は夫婦2人暮らしであっても、将来の家族構成を考えて、どれぐらいのサイズが必要か検討しましょう。
来客が多いなら、伸縮性のテーブルもおすすめです。
ダイニングテーブルの高さ
「椅子座面の高さ」と「テーブル天板上面の高さ」の差を、「差尺」といいます。
差尺=テーブルの高さー椅子の高さ
ダイニングテーブルの使い心地は差尺で決まり、だいたい270mm~300mmがよいとされています。
日本人の平均的な身長に合わせた椅子の高さは390mm~420mmなので、そこに差尺を足すと、テーブルの高さは660mm~720mmが最適ということになります。
テーブルと椅子とのバランスが悪い、つまり差尺が最適でないと、腰痛や体調不良の原因にもなるので、慎重に選びましょう。
自分に合った差尺を見つけることで、長く座っていても疲れないテーブルと椅子との関係性をつくることができます。
ダイニングに合った照明選び
ダイニングテーブルの照明は、ペンダントライトがよく使われます。
天板から80cmほどの位置につるすのが一般的です。
大きめのペンダントライトを真ん中につるす他に、小さめのペンダントライトを三灯ほど並べて配置しても素敵です。
温かみのある電球色は食事を美味しくみせる効果がありますが、照明は暗くなりすぎないように注意しましょう。
シーンによって光の加減ができる調光可能な照明を選ぶのもよいですね。
その他照明一般については、以下の記事で解説しています。
→新築の照明プランニング 明るく住み心地良い部屋を演出する具体的方法
ライフスタイルに合ったダイニングをつくろう
ダイニングは、どんな作業を行うのか、何人で使用するか、どのような雰囲気にしたいかなど、ライフスタイルに合わせて計画をすることが大切です。
あなたの理想のライフスタイルを、設計段階からしっかりと専門家に伝えましょう。
どのようなダイニングにしたいか迷っている方、素材や照明の種類についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひかみくぼ住宅にお気軽にご相談ください。
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