新築一戸建ての外構工事で人気が高いのが「コンクリート舗装」です。
駐車場やアプローチをコンクリートで仕上げると、見た目がすっきりとして清潔感があり、雑草対策にも効果的です。
ただし、実際にコンクリート外構を採用した方の中には、「思ったより費用がかかった」「夏は地面が熱くなる」「ひび割れが目立ってきた」といった後悔の声も少なくありません。
そこで今回は、コンクリート外構でよくある失敗事例と、後悔を防ぐためのポイントをわかりやすく解説します。
コンクリート外構のメリット
まず、コンクリート外構の主な利点を整理してみましょう。
・雑草が生えにくく、日々の管理がラクになる
・掃除がしやすく、雨の日でも泥はねが少ない
・駐車スペースとして使いやすく、耐久性が高い
・シンプルでモダンなデザインと相性が良い
これらの理由から、特に駐車場やアプローチなどではコンクリート舗装が選ばれることが多い傾向にあります。
コンクリート外構でよくある後悔・失敗事例
一方で、コンクリート外構には次のような後悔ポイントもよく見られます。
ひび割れが発生した
コンクリートは気温の変化や地盤の動きによって、どうしてもひび割れが生じやすい素材です。
見た目が損なわれるだけでなく、そのまま放置すると劣化が進むおそれもあります。
夏場に熱くなる
日差しを受けるとコンクリートの表面温度が上昇し、照り返しで周囲も暑くなりやすいです。
庭で子どもやペットが過ごすには不向きと感じるケースもあります。
殺風景になった
一面をコンクリートで仕上げると、無機質で冷たい印象になりがちです。
「もう少し植栽やデザインを取り入れればよかった」と後悔する方も少なくありません。
費用が想定以上にかかった
施工面積が広いほど土間打ち工事の費用が増え、結果的に予算を超えてしまうこともあります。
見た目だけでなく、コスト面のバランスも考慮することが大切です。
後悔しないための回避ポイント
こうした失敗を防ぐためには、いくつかの工夫を取り入れることがポイントです。
伸縮目地を入れてひび割れを防止する
あらかじめひび割れが起きやすい箇所をコントロールしておくことで、見た目の劣化を抑えられます。
デザインを組み合わせる
一面をコンクリートで仕上げるのではなく、砂利・タイル・人工芝・植栽などを組み合わせると、景観に変化が生まれ、無機質な印象を和らげることが可能です。
日除けや植栽で暑さを軽減する
シンボルツリーを植えたり、シェードを設置したりすることで、夏の照り返しが軽減されます。
必要な部分だけをコンクリートにする
駐車場やアプローチなど、最低限必要な箇所だけをコンクリートで仕上げ、ほかの部分は砂利や芝で整えると、費用を抑えつつデザイン性も確保できます。
まとめ

外構をコンクリートにすることで、管理のしやすさや耐久性といった大きなメリットが得られます。
一方で、ひび割れ・暑さ・殺風景になりやすい点・費用の高さなど、事前に把握しておきたい注意点もあります。
大切なのは、「コンクリートをどこまで使うか」「他の素材とどう組み合わせるか」を計画的に考えることです。
住まいのデザインやライフスタイルに合わせた外構づくりを意識しましょう。
外構は家全体の印象を左右する重要なポイントです。
新築を検討している方は、ぜひ注文住宅や外構のプロに相談し、自分らしい外構プランを見つけてくださいね。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
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