家づくりを考えるうえで、家族がのびのびと過ごせる空間づくりは欠かせません。
特に子どもがいるご家庭では、安全で楽しく遊べるスペースをどう確保するかが大きなテーマになります。
そんな中、近年注目を集めているのが「オープン外構」。
広がりのある開放的なつくりによって、子どもたちが自由に動き回れる環境を整えやすい点が魅力です。
今回は、オープン外構の特徴や魅力に加え、子どもが安心して遊べる空間にするための工夫について詳しく紹介していきます。
オープン外構とは?開放感が魅力の外構スタイル
オープン外構とは、敷地と道路の境界を明確に区切らず、開放的な雰囲気を演出する外構スタイルのことです。
塀やフェンスを極力使わず、庭や玄関まわりに広がりを持たせられる点が特徴です。
そんなオープン外構の魅力は、やはり開放感にあります。
道路からの視線が気になる場合でも、適度な植栽を取り入れれば、視線を遮りつつも自然な仕切りとして活用できます。
視覚的な圧迫感を軽減できるため、敷地全体を広く見せる効果も期待できるでしょう。
子どもがのびのび遊べるオープン外構のメリット
オープン外構は、子どもにとって魅力的な遊び場にもなります。
ここでは、子育て家庭にとって嬉しいポイントを見ていきましょう。
のびのびと体を動かせるスペースが広がる
塀やフェンスがない分、庭全体を自由に使えるのが特徴です。
ボール遊びや鬼ごっこなど、思い切り走り回れる環境が整います。
目が届きやすく安心感が高まる
室内から外の様子が確認しやすいため、子どもの行動に目を配りやすくなります。
安全面を重視したい家庭には心強いポイントになるでしょう。
ご近所とのつながりが生まれやすい
開放的な空間は、近隣の子どもたちとの自然な交流を促してくれます。
遊びの中で社会性や協調性が育まれるきっかけにもなりますよ。
子どもが安全に遊べるオープン外構づくりの工夫
開放的なオープン外構は魅力的ですが、安全面への配慮も欠かせません。
子どもが安心して遊べるよう、次のポイントを意識して設計しましょう。
ゆるやかな境界で飛び出しを防ぐ
道路と庭との間に低めの生垣や花壇を取り入れると、視覚的な境界が生まれ、自然な安全対策になります。
完全に仕切らなくても、子どもが外へ出にくくなるため安心です。
転倒時の衝撃をやわらげる素材を選ぶ
足元には芝生やウッドチップなど、クッション性のある素材を採用するとケガのリスクを軽減できます。
また、遊具は角が丸く加工されたタイプがおすすめです。
段差のないフラットな設計にする
わずかな段差でも子どもはつまずきやすいため、極力フラットな設計にしておくのが理想です。
どうしても段差が必要な場所には、目立つ色を使って視認性を高めましょう。
まとめ
オープン外構は、子どもたちがのびのびと遊びながら健やかに育つための、魅力ある空間をつくることができます。
家づくりで外構はつい後回しになりがちな要素ですが、プライバシーの確保や家全体のバランスを考えるうえでも、間取りとあわせて計画することが大切です。
後悔のない家づくりを進めるためにも、専門家のアドバイスを取り入れながら、自分たちに合った外構プランをじっくり考えてみてくださいね。
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