家づくりを進める中で、キッチンのデザインや素材にこだわりたいと考える方は多いのではないでしょうか。
その中でも、使い勝手と見た目の両方に関わるキッチン天板の選び方は、後悔しないためにも押さえておきたいポイントです。
天板の素材によっては、見た目だけでなく、日々の手入れや耐久性にも大きな差が出ます。
今回は、人気の高いステンレスと人工大理石のそれぞれの特徴や、選ぶ際に知っておきたいポイントをご紹介します。
ステンレス天板の特徴と魅力
プロの厨房でも多く採用されているステンレス天板は、耐久性に優れ、熱や汚れにも強いのが特徴です。
例えば、調理中に熱い鍋をそのまま置いても問題がなく、作業の流れを妨げません。
常に清潔な状態を保ちやすいため、毎日の料理がぐっと快適になるでしょう。
メリット
・熱に強く、鍋やフライパンを直に置いても安心
・表面が硬く、傷が付きにくいため長持ちしやすい
・汚れを拭き取りやすく、衛生的な状態をキープしやすい
・油や水分が染み込まず、お手入れが簡単
・プロ仕様のような無機質でスタイリッシュな印象に仕上がる
注意点
・傷つきにくいが、包丁を直接当てないよう注意が必要
・使用後は乾いた布で拭き取ることで、水垢の予防につながる
・酸性の調味料が長時間付着すると変色することがあるため、こまめな清掃が必要
人工大理石天板の特徴と魅力
人工大理石は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた人気の素材です。
天然石のような上質な雰囲気があり、キッチン全体を洗練された印象に仕上げてくれます。
やわらかな質感と豊富なカラーバリエーションにより、ナチュラルでやさしい空間づくりにもぴったりです。
メリット
・高級感があり、空間全体の印象を上品に整えやすい
・継ぎ目がない構造で、汚れがたまりにくく掃除がしやすい
・表面に傷がついても研磨などで補修できるケースが多い
・温かみのある質感で、ナチュラルテイストの空間にマッチする
・カラーや模様の選択肢が豊富で、インテリアに合わせやすい
注意点
・熱に弱いため、鍋やフライパンは鍋敷きを使うのが基本
・強い衝撃が加わると、表面が欠ける可能性があるため注意が必要
・油汚れを放置するとシミになりやすいため、早めの拭き取りが大切
予算と価格の目安
ステンレス天板は、一般的に人工大理石よりも価格がやや高めです。
例えば、高品質なステンレス素材を使用した場合、2メートル程度の天板で40万円前後になることもあります。
一方、人工大理石は同じサイズでも25万円前後から選べるものが多く、コストを抑えたい方には人工大理石が現実的な選択肢となるでしょう。
ただし、どちらの素材もグレードや仕上げによって価格に幅があるため、あらかじめ予算と希望のデザイン・機能性を照らし合わせながら検討することが大切です。
まとめ
キッチンの天板選びは、ライフスタイルや重視するポイントによって検討する必要があります。
例えば、料理を頻繁に楽しむ方や耐久性を優先したい場合には、多少コストがかかってもステンレスが頼れる選択肢となるでしょう。
見た目や質感を大切にし、丁寧に使いたい方には人工大理石がぴったりです。
どちらも魅力的な素材なので、実際にショールームなどで実物を見たり触れたりしながら、使い心地を具体的にイメージしてみることをおすすめします。
理想のキッチンを手に入れたいと思われたらぜひ、家づくりのプロにご相談くださいね。
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