住まいには、心地よさと使いやすさの両立が大切です。
特に、小さな子どもや高齢の家族がいる場合、日常生活の中での安全性や利便性は欠かせないポイントです。
例えば、ドアノブのような小さなパーツひとつでも、使い勝手によって日々の快適さは大きく変わってきます。
握りやすさや開けやすさに配慮されたものを選べば、家族みんなが安心して過ごせる空間になるでしょう。
そこで今回は、小さな子どもや高齢者にもやさしいドアノブの選び方を中心に、タイプごとの特徴や選定時のポイントをわかりやすく解説します。
小さな子どもや高齢者にやさしいドアノブの種類
家族みんなが快適に使えるドアノブを選ぶには、使いやすさに加えて、力の加減や操作のしやすさにも注目したいところです。
最近の住宅では、従来の丸型ノブから、より扱いやすいレバーハンドルタイプへの移行が進んでいます。
レバー式は下に押し下げるだけで開けられるため、握力に自信がない方にもやさしい仕様となっています。
レバーハンドル
レバーハンドルの最大の特徴は、少ない力で開閉できることです。
手のひら全体で押せるため、関節の動きが制限される高齢の方や、まだ手が小さな子どもでも無理なく扱えます。
また、荷物を持った状態でも肘や腕を使って簡単に操作できるのも大きなメリットです。
プッシュ&プルハンドル
押す、または引くだけでドアを開閉できるタイプも、高い操作性から人気があります。
回す動作が不要な分、手首への負担が少なく、直感的に使えるのが魅力です。
特にトイレや洗面所など、水回りの空間ではその便利さが際立ちます。
安全性と使いやすさを高めるための機能とは?
指はさみ防止機能
幼い子どものいる家庭では、ドアの開閉による指はさみ事故のリスクがあります。
そうしたリスクを減らすためには、クッション材が付いているものや、ドアの動きをゆっくりにする機能が備わったタイプを選ぶのが効果的です。
抗菌・防カビ加工
ドアノブは毎日のように家族全員が触れるため、清潔さも大切なポイントです。
特に免疫力が弱い子どもや高齢者のいる家庭では、抗菌加工が施された製品を選ぶのがおすすめです。
最近では、銀イオンを活用した抗菌素材が普及しているため、そういったものを選べば家庭内の衛生管理にも役立つでしょう。
ドアノブ選びで確認したいポイント
グリップの太さと形状をチェック
握りやすさは、ドアノブ選びの基本です。
子どもの小さな手でもしっかり持てる太さで、表面に滑りにくい加工が施されているかどうかを確認しましょう。
また、高齢者の場合は関節の可動域が狭くなることもあるため、大きな動作を必要としない形状を選ぶと安心です。
操作音の静かさも大切
夜間や早朝の使用を想定すると、開閉時の音が気にならないかどうかも重要なポイントです。
特に、小さな子どもがお昼寝しているタイミングなど、音に敏感になる場面は意外と多いもの。
静音設計のドアノブを選んでおけば、家族みんなが快適に過ごせます。
まとめ
家族全員が快適に使えるドアノブを選ぶには、操作性・安全性・清潔さといった視点が欠かせません。
また、指はさみ防止や抗菌加工など、生活スタイルに合った機能を取り入れることも大切です。
ショールームや店舗などで実際に手に取って操作感を確かめておくと、後悔のない選択ができるでしょう。
ドアノブは住まいの快適さを左右する重要な要素です。
ぜひ自分たちの暮らしに合ったものを選んでみてくださいね。
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