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新築の庭にドッグランをつくりたい!手入れしやすい素材と設計のコツを解説

2025.09.15

新築の庭にドッグランをつくりたい!手入れしやすい素材と設計のコツを解説

新しいお家を建てる際、愛犬がのびのびと遊べるプライベート空間として「庭ドッグラン」を検討される方も多いのではないでしょうか。

ドッグランがあれば、天候を気にせず愛犬を自由に運動させられるだけでなく、毎日の散歩の負担を軽減できるといったメリットもあります。

ただその一方で、「庭のお手入れが大変そう」「ドッグランをつくったら余計に手間が増えるのでは?」と不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、素材の選び方や設計の工夫次第で、メンテナンスの手間を抑えた、手入れしやすいドッグランを実現することは十分可能です。

今回は、愛犬との暮らしをもっと快適にするために、手入れのしやすさにも配慮した庭ドッグランづくりのポイントをご紹介します。

手入れしやすい庭ドッグランをつくるなら素材選びから

庭ドッグランの手入れのしやすさは、選ぶ素材によって大きく左右されます。

愛犬が快適に過ごせて、なおかつ飼い主のメンテナンス負担も少なく済む素材を取り入れることが、長く快適に使い続けるためのポイントです。

人工芝:手間を減らしながら見た目もキレイに保てる定番素材

まず、多くの方に選ばれているのが人工芝です。

天然芝と違い、水やりや芝刈りが不要で、一年を通して緑の美しい見た目を保てるのが魅力です。

最近では質感や色味が自然に近づき、クッション性にも優れているため、犬の足や関節への負担も抑えられます。

排泄物の処理も比較的簡単で、汚れた部分は水で流したり、ブラシで軽く掃いたりするだけで済むでしょう。

さらに、水はけの良いタイプを選ぶことや、防草シートを下に敷くなどの対策を講じておくと、より手入れがしやすくなります。

また、夏場は表面温度が上がりやすいため、日陰をつくる工夫があると安心です。

ウッドチップ・バークチップ:ナチュラルな見た目とクッション性を両立

自然な風合いを楽しみたい方には、ウッドチップやバークチップもおすすめです。

細かく砕いた木材を敷くことで、柔らかさが生まれ、犬が走っても足腰に優しい環境をつくれます。

また、消臭効果や雑草抑制効果も期待できるうえ、雨の日の泥はねも軽減できます。

ただし、使用するうちにチップが風化して減っていくため、定期的な補充が必要になる点はあらかじめ頭に入れておきましょう。

タイル・レンガ・コンクリート:掃除しやすさを重視したい場所に最適

掃除のしやすさを最優先したい場合は、タイルやレンガ、コンクリートといった硬めの素材を一部に取り入れるのも一つの方法です。

特に、トイレスペースや洗い場などで使うことで、汚れを簡単に水で流せるため、衛生的に保てます。

ただし、地面が硬いためドッグラン全体に使用するのはおすすめできません。

足腰への負担や、滑りやすさ、夏場の温度上昇といったデメリットもあるため、休憩スペースやアプローチなどに限定して取り入れるとバランスが取りやすくなります。

メンテナンスの負担を減らす!設計段階での工夫

手入れのしやすいドッグランを実現するには、使用する素材だけでなく、設計の段階で工夫を加えることも大切です。

少しの配慮が、日々のメンテナンス負担を大きく減らしてくれます。

排水対策はしっかりと計画を

庭ドッグランでは、雨水や排泄物による汚れがつきものです。

水はけが悪ければ水たまりができやすく、不衛生な状態になりかねません。

そのため、地面に適度な傾斜をつけて自然に水が流れるようにしたり、排水マスやU字溝を設けて排水経路を確保しておくことが効果的です。

こうした対策をしておくことで、掃除の際も水が流しやすくなり、清潔な状態を保てます。

安全性とメンテナンス性を兼ね備えたフェンス選びを

愛犬が安心して過ごせるよう、フェンスの設置は欠かせません。

選ぶ際は、犬が乗り越えたりくぐったりできない高さや網目かどうかを確認しておきましょう。

また、サビにくく耐久性に優れたアルミ製や樹脂製のフェンスであれば、塗り替えや補修の手間がかかりにくく、メンテナンスがぐっとラクになります。

加えて、地面との隙間をなくすように設置しておけば、脱走を防げるうえに雑草も生えにくくなるというメリットがあります。

日陰や洗い場などの設備も役立つポイントに

愛犬がより快適に過ごせるようにするには、夏の暑さ対策として日陰のスペースを設けたり、足を洗える場所を用意しておくのもおすすめです。

例えば、パーゴラやテラス屋根を取り付ければ、休憩しやすい日陰がつくれます。

また、立水栓やシャワー付きの混合水栓を近くに設けておけば、汚れをすぐに洗い流すこともできて便利です。

設計段階からしっかり考えておくことで、長く快適に使えるドッグランが完成します。

まとめ

新築で庭ドッグランを取り入れるなら、メンテナンスのしやすさを意識して計画することが重要なポイントになります。

人工芝やウッドチップなどの素材選びに加え、水はけを考慮した勾配の設計、フェンスや洗い場の配置など、工夫次第で「手間がかからず楽しめるドッグラン」をつくることが可能です。

せっかくのマイホームだからこそ、大切な家族の一員である愛犬にも安心して過ごせる場所を用意したいものですよね。

注文住宅であれば、ご家族のライフスタイルや愛犬の性格に合わせたドッグランを、プロのアドバイスを受けながら形にできます。

理想の家づくりと一緒に、愛犬との心地よい時間が広がる庭づくりも、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。

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