「家を建てるなら、もっとペットが快適に暮らせる空間をつくってあげたい」
そんな思いを抱く方は年々増えています。
中でも意外と悩ましいのが、ペットの「トイレ」問題。
ペットのトイレは生活感が出やすくにおいも気になるうえ、毎日欠かさず使う場所だからこそ、住まいの設計段階からしっかり検討することが大切です。
今回は、注文住宅でのペット用トイレスペースのつくり方や、実際に取り入れられているアイデアをご紹介します。
なぜトイレ空間を考えておくことが大切なのか?
ペットのトイレは1日に何度も使う場所であることから、人の目に入りやすい場所に置かざるを得ないことも多いですよね。
そのため、「どうしても生活感が出てしまう」という声を耳にすることがあります。
また、ペットにとってもストレスが少なく、清潔で落ち着ける環境であることが重要となります。
におい対策や掃除のしやすさも、人とペットの両方が心地よく暮らすためのポイントとなるのです。
トイレスペースづくりの工夫ポイント
「見えにくい場所」に専用スペースを設ける
注文住宅ならではのメリットは、「ここにトイレを設置したい」という希望に合わせて間取りを組めることです。
例えば下記のように、目立ちにくくアクセスもしやすい場所を確保する方法が人気を集めています。
・廊下の一角をくり抜いた専用スペース
・パントリー内に換気機能付きで設置
・階段下のデッドスペースを活用
床材や壁材にこだわって掃除しやすくする
ペットのトイレ周りは汚れやすいため、掃除のしやすさを意識した素材選びが重要です。
・フロアタイルや防水性の高いクッションフロア
・撥水加工されたクロスやパネル材
上記のような、水やアンモニアに強い素材を選ぶと日々の手入れがぐっと楽になります。
また、掃除道具や替えのトイレ用品を収納できる棚を併設しておくと、管理もしやすくなるでしょう。
換気設備でにおい対策を万全に
トイレ空間には、小型の換気扇や空気清浄機の設置がおすすめです。
人のトイレと同じく、におい対策は日常の快適さに直結します。
近年は、自動でにおいを感知して作動するセンサー付き換気扇も登場しており、費用対効果の高さから注目されています。
注文住宅だからこそ!こんな工夫で快適に
・玄関土間に一段下げたトイレスペースを設け、においがリビングへ届かないよう配慮する。
・洗面脱衣室の一角に設置し、来客の目に触れず、掃除のついでに手が届く位置に配置する。
・リビング収納の下に専用トンネルを作り、猫だけが使える隠れ家トイレにする。
市販のペット家具で対応しようとすると、空間に馴染まないことや、「置き場所に困る」「掃除がしにくい」といった不満が生じやすくなります。
一生の住まいだからこそ、ペットの動線や快適さまで考慮し、最初から設計に組み込むことが大切です。
まとめ
ペットと快適に暮らす家づくりでは、「トイレの場所」「におい対策」「掃除のしやすさ」を意識した設計が欠かせません。
ちょっとした工夫で日々のストレスが減り、住まいへの愛着も一層深まります。
「うちの子にとって、どこが一番過ごしやすいだろう?」と迷ったときは、注文住宅のプロに相談してみましょう。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
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