インナーバルコニーとは

インナーバルコニーとは、屋根付きのバルコニーのことを指します。

外部空間でありながら屋根がついているため、家庭菜園を楽しんでみたり、

バーベキューをしたり、様々な用途で使用することが可能です。

室内空間との一体感も生まれやすく、子どもの遊び場や、ペットを遊ばせるスペースとしても使えるでしょう。

設計・施工時のポイント

インナーバルコニーを設計・施工する際には、以下のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

室内の採光を確保する

インナーバルコニーは屋根があるため、どうしても室内の採光が取りづらくなります。

天窓を設置したり、窓の配置やバルコニーの奥行きなどの工夫次第で採光を確保することは可能ですが、

作ってから部屋が暗くなって困るということがないように、設計・施工時にはしっかりと相談をしておきましょう。

間取りに制約が生じる可能性がある

バルコニー部分も屋根が必要になるため、屋根を支える構造が必要になります。

例えば構造上どうしても柱や壁が必要になり、室内の間取りが理想通りにいかないこともあるかもしれません。

インナーバルコニーで開放的な空間を演出したかったのに、室内がかえって狭く感じることのないよう、

設計者や施工業者とよく話し合いをしておく必要があります。

日照やコスト面でデメリットがある

インナーバルコニーでは雨の日に干すことができるメリットもある一方、

屋根の深さによっては十分に日が当たらず、洗濯物が乾きにくいといったこともあるようです。

費用面では、通常のバルコニーより施工費が高くなると共に、

延べ床面積に含まれる場合がほとんどですので、固定資産税がかかってしまい、

イニシャルコストとその後の税金面でのランニングコストが通常のバルコニーよりも多くなります。

より良い暮らしを創出するには

このように留意点は多いですが、満足のいく形で導入できれば暮らしをより豊かにすることができます。

半外部空間は使い勝手が良く、室内と屋外の良いとこ取りといっても過言ではないでしょう。

そのような素敵なインナーバルコニーを創出するためには、プロに任せるのが安心です。

かみくぼ住宅なら、建築家と話し合いをしながら家づくりを進めておりますので、

ご要望をプロがしっかりと形にすることができます。

お悩み、ご相談あればいつでもご連絡お待ちしております。